帰城

 

夕闇迫る最後の光の中、外洋交易の国営船が帰って来ました。
畑だけでは成立し難い小国でも、船だけは威信をかけていいものを持ちます。
そして、その船の足の長さや速さ、船倉の太さが国の財源を生み出しています。