VEPLA 06 展


Map

 

2006年11月18日(土) 〜 26日(日)
am 10:00 〜 pm 5:30

ギャラリー・アートスペース(東京・本郷)
〒113-0024
東京都文京区西片 2-22-21 本郷MKビルB1
TEL 03-6379-8885


 


07ginkakuji1.jpg
 

作品集「VEPLA」の収録作を中心に、
数点の未収録の最新作を加えながら、20点の作品を展示。

 07jinkakuji2.jpg
 

会期初日の様子。
初日にはオープニングに代わりアフタヌーンティーをご用意し、多くのお客様にお楽しみいただきました。

 07jinkakuji3.jpg
  地下1階ながら、中庭のオープンスペースに面し開放感のある雰囲気。

閑静な場所柄ながら、会期中は大勢の方々にご来場頂き、
いろいろな方との出会いもあり、充実した展覧会でした。
会期中、会場へお運びいただき作品をご覧頂いた皆様、誠にありがとうございました。

お客様から、さまざまなご感想・ご指摘を頂戴しましたが、
それらのお言葉を励みに、さらにさらにVEPLAの探究を深めていくつもりでおります。
また、いろいろとお世話いただいた関係者の皆様にもこの場を借りて感謝申し上げます。



以下は本展覧会にむけて井上直久先生から頂戴した紹介文です。

『田中真一郎「VEPLA」展に寄せて』 井上直久
 いま成安造形大学で、共にイラストレーションクラスの教鞭をとっている田中真一郎先生を僕が知ったのは、彼が高校生のときであった。そのとき炎天下の漁港で真っ赤に日焼けしながら大きなカンバスを強い色で埋めていた、壮絶な姿は忘れられない。
 その後、作風は洗練を加え、技法は理知の結晶たるCGを掌中にしたものとなったが、底に燃える熱い思いは、それに比例する作品の壮大なスケール感となって今日、眼前にある。それが、目くるめく無限の空間を描きながらも、静かで暖かな叙情をたたえていることはまことに喜ばしい。作品の技法が指し示す、その世界の肌触りは作者の全人格、これまで生きてきた人生観そのものであるからだ。
 静謐でありながら内に熱いものをたたえたこの作品の前にたたずむとき、この世界を愛し肯定する、温かな気持ちが自分の中に伝わってくる。
 一人でも多くの人に、この思いを共にしてもらえたらと思っている



田中真一郎
Shin-ichiro TANAKA

 News & Profile

Copyright (C) 2006 Shin-ichiro TANAKA All rights reserved. * 禁無断転載